二の腕や太ももといった部分の脂肪を取り出し、バストに注入することでバストアップさせる脂肪注入法は、150ccで2カップ程度バストアップすることができる上、気になる部分の脂肪が無くなるので、痩身効果もあるという女性にメリットの多い豊胸法です。ただ、1回の豊胸施術で、脂肪がどれだけ定着するかには個人差があり、分解吸収されることなく脂肪がバストに残る率は全体の30%から40%ほどと低い傾向にあります。注入する脂肪は、水分や血液、死活細胞、老化細胞など不純物が混じっているため定着率が低く、しこりや石灰化が起こるリスクが高まります。大きな胸を長く保つには、コンデンスリッチ法や血小板注入法、脂肪幹細胞注入法などがあります。

コンデンスリッチ豊胸は、吸引した脂肪から血液や老化細胞などの不純物を取り除いて濃縮した脂肪をバストに注入する方法で、定着率は80%と高くなり、吸引する脂肪量も少なくできるので、体への負担が減らせる上、しこりや石灰化の原因になる不純物がないので後遺症リスクも抑えられます。血小板注入は、採取した血液から血小板だけを取り出して脂肪と一緒に注入する方法で、脂肪の定着率を高め、しこりができるリスクを抑えます。使用する血小板は自分の血液から取り出すので安全です。脂肪幹細胞注入法は、自分の脂肪から分離、抽出した幹細胞を脂肪を注入する、再生医療を応用したものです。

幹細胞は密度が高く活性度が高いので、脂肪の定着率は70%から80%もあり、様々な医療機関で乳房再建術として行われています。また、より定着率を高めるには、複数回にわけて脂肪を注入する方法も有効です。一度に多量の脂肪を注入すると、脂肪細胞に酸素や栄養が行かずに、しこりや石灰化が起こる原因になります。確実に定着率を高めてサイズアップしたい場合は、複数回に分けて行うとよいでしょう。

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